おうし座（牡牛座）の性格
おうし座の基本的な性格は？
おうし座は12星座の2番目に当たります。人間の成長に当てはめると、子どもが発育しだす時期です。小さな子どもは、まず家族を認識しますよね。自分にとって最も近しい人たちです。おうし座の人は、常に安全で充実した生活を望んでいます。それは、家族にしか心を開いていないためかもしれません。子どもの頃は、いつも毎日を目一杯楽しんでいます。よく食べよく遊びよく寝て、安全で愛する家族とともに豊かな生活を送ること。これが人生最大の目標なのです。おうし座の人が働き者である理由もこのためです。
おうし座の人は安全で穏やかな生活を好むので、いつも変化を恐れています。かなり保守的な考え方や生き方を好んでいるようです。これは勇敢で現状を打破するおひつじ座とは大きく異なる点ですね。おうし座の人は一歩一歩慎重にゆっくりと目標に向かって進みます。
おうし座の人は他人と遊んだり笑いあったりするのが大好きです。ただし自分と他人の距離を常に明確に保っています。自分が今手にしているもので満足し、楽しむ術を身に付けているのです。どんな瞬間も人生を楽しみ尽くすおうし座は、芸術的才能があり、美しさに人生を捧げることもあるようです。
おうし座の恋愛は？
おうし座の人は、人生をいかに楽しく過ごすかを知っています。ですから他の人を幸せにする方法も理解しています。おうし座の人はいつも優しく、暖かく包んでくれます。どんな相手と付き合おうと、思いやりのある素晴らしい恋人になるでしょう。
おうし座にとって、安全な場所は家族のすぐ近くです。つまり、恋人といるのが安全だと感じるようになれば、それは家族として迎え入れる準備ができたということ。結婚を考えるのも時間の問題でしょう。恋をしている時、おうし座はとても嫉妬ぶかくなります。おうし座は他人との距離を保っていますが、家族近しい人だけは別なのです。距離が近くなればなるほど、自分だけを見て、自分のことだけを考えてほしくなります。また、うっとりするようなロマンチックな関係でい続けたい傾向があり、恋人がうんざりしてしまうことも。別れ話に発展すると、恋人を手放したくなくて、いつまでもしがみついてしまうかも。
おうし座の人と付き合うには？
美しさを愛し人生を楽しんでいるおうし座と付き合うには、同じような感性が必要です。おうし座の人に異性として意識してもらうためには、おうし座のことをよく理解し、寄り添う必要があります。はじめは距離を置いて接し、仲良くなれば少しずつ接近する。決して事を急いてはいけません。押せ押せで近づきすぎると逃げてしまうでしょう。
また、お付き合いが始まったら、他の異性との交流は避けた方が無難です。嫉妬に狂い、甘い関係がこじれてしまうかもしれませんから。
おうし座の結婚は？
子どもができると、おうし座の人はとても良い親になります。子どもの喜ばせ方、愛し方をよく理解しているからです。子どもたちには最高の教育と環境を与えるでしょう。
おうし座にとって家族は最も安全で安心できる場所なので、かけがえのない家族をいつまでも大切に守り抜きます。
おうし座の仕事は？
おうし座の人は、なんでも遊びに変換し、他人をも巻き込んで楽しめます。ですからサービス業や観光業、体験スクールなどの仕事が適しているようです。さらに、おうし座は非常に有能。家族を守るためにも、仕事にはいつも全力で取り組むでしょう。
常に向上し続けるおうし座には、あまりにものんびりしていて学び、前進する機会がない仕事は向いていないでしょう。逆に、研究者や科学者、そして教えるスキルもあるので教師も向いているようです。
おうし座の人を活かすには？
おうし座の人は、いつも安全で快適に暮らせることを望んでいます。そのため、家族と自分のためにお金を稼いでいるのです。しかし希望する生活が叶えられると、現状維持できる程度の仕事しかしなくなるかもしれません。
おうし座の人にさらに働いてもらうには、今の生活が永遠に続くことはないと理解してもらう必要があるでしょう。天災や事故などで不幸が訪れたり、会社が傾いて給与が激減したりする可能性もあります。そういった諸々の可能性を理解できれば、貯蓄を増やすために努力し続けるはずです。
おうし座の由来となったギリシャ神話は？
ギリシャ神話の中のおうし座は、白い水牛として登場します。あるとき大神ゼウスは、フェニキア王国の王女エウロパが、野原で花を摘んでいるのを見そめます。ゼウスは全身が雪のように真っ白な雄牛に化けて、エウロパに近づきました。美しく優しい目をした牛に気を許したエウロパは、警戒もせず近づきそしてクレタ島まで連れ去られてしまいました。
エウロパに近づくためにゼウスが変身したおうしこそ、おうし座のモデルだと言われているのです。絶世の美女エウロパさえも魅了するのですから、相当美しい牛だったことが伺えますね。
