てんびん座(天秤座)
てんびん座の基本的な性格は?
てんびん座は、謙虚さ、親しみやすさ、仕事への情熱を表す星座です。人間の成長段階に置き換えると、私たちが周囲の人々と良好な人間関係を築く時期にあたります。てんびん座の人は、オープンで調和を愛し、もっと人とつながりたいといつも考えています。そのため毎日のように未来を見つめ、より良い生活を送るために努力を欠かしません。また、てんびん座は、徐々に結婚を意識する段階でもあります。
てんびん座の人は、いつも頭の中で論争を繰り広げています。正誤や善悪など、物事を多角的に考えられるために、思考がまとまらないのです。人生の分かれ道でいつも比較検討し、重要な決定に時間をかけます。
てんびん座の人は状況の判断と分析に非常に優れているため、最良の選択ができないことがままあります。より良い道がどんどん見つかり選びきれないのです。てんびん座のもう一つの特徴は、芸術をこよなく愛していることでしょう。
てんびん座の恋愛は?
てんびん座の人は社交的でオープン。人間関係を非常に大切にします。多くの友人や知人に囲まれているのは、親しみやすさのためでしょう。恋人には誠実に接します。恋人を尊重し決して支配せず、考えを押し付けることもありません。
優しくて温かく包みこむ人なので、恋人はいつも幸せを感じるでしょう。てんびん座の人は、恋人にはかけがえのない人生のパートナーになってほしいと願っています。恋人と心でつながり、人生でつながり、お互いのために犠牲をいとわない関係へと発展すれば、結婚へと踏み出せるでしょう。どんな諍いも話し合いで平和的に解決しようとします。そのため恋人に腹を立てる事は決してありません。
てんびん座の人と付き合うには?
てんびん座の人は、美しさを愛し、礼儀を好みます。そのため、てんびん座の人と付き合いたいなら、礼儀正しく穏やかでいるべきでしょう。印象を良くするために、あなたを引き立たせる服装を探し大切に手入れをしましょう。ヨレヨレのシャツやくすんだ靴なんて論外です。出かける時は全身鏡で自分の身なりをチェックしてから家を出て。
てんびん座の人は、優しい心にも敏感です。友人に優しく接していれば、その姿を見たり噂を聞きつけ一緒にいたいと思ってくれるはず。
てんびん座の結婚は?
てんびん座の人が作る過程はとても平和そのもの。議論が好きではないので、喧嘩はおろか口論になることすらありません。家族とのたわいない会話を楽しみ日々を慈ます。
てんびん座の人は仕事と家庭のバランスを取れる人です。子どもに対して非常に感情的になりますが、子どもの考えや好みを尊重します。
てんびん座の仕事は?
てんびん座の人は、チームを団結させ、共通の目標のために皆で一緒に働きます。同僚や上司から謙虚に学ぶ姿勢が整っており、社内の全ての人から愛されているでしょう。
親しみやすく優れた社交性を持っているので、サービス部門や営業が適しているようです。相手の心理をつかみ理解するのが得意なので、仕事のパートナーや顧客を満足させる事は難しくありません。
てんびん座の人を活かすには?
てんびん座の人は多彩な人ですが、賢いがためにためらい、考えすぎて人生のチャンスを逃している可能性があります。何かを決める時、常にベストを選べるわけではありません。ベターを選択して、その道で努力することを理解すべきです。
そのためてんびん座の人にの可能性を最大限に引き出すには、時間をかけずに選ぶ練習をさせましょう。
食べ物でも服装でもなんでも良いのです。直感で選んでもどうにでもなることを理解させてください。
てんびん座の由来となったギリシャ神話は?
てんびん座のモデルは、正義の女神アストライアーが持っていた天秤だと言われています。太古の昔、神と人は仲良く暮らしていました。働く必要さえなく、自由気ままな日々を過ごしていたのです。ところが災厄がつめこまれたパンドラの箱が開けられてしまってから一転します。しだいに人は武器を持ち争うようになりました。
そんな地上を神々は見捨てて天界に帰って行きましたが、アストライアーだけは人間の正義を信じて地上に残りました。けれども人々が殺し合いまで始めるようになると、ついにアストライアーも天界に帰ってしまいます。アストライアーの天秤は善悪を計るもの。はじめのうちは善に傾いていたのに、パンドラの箱が開けられてからはずっと悪に傾き続けていました。今この天秤は、どちらに傾いているのでしょうか?