おひつじ座(牡羊座)
おひつじ座の基本的な性格は?
おひつじ座は12星座の1番目。この星座は生まれたばかりの赤ちゃんを表しています。おひつじ座の子どもに気性が荒く、すぐに爆発する子が多いのはこのためです。常に注目の的でいたくて、人の目を引くためにわざと騒ぎたてるのです。生まれたばかりの赤ちゃんは、お腹が空いたらご飯をもらうために泣きますよね。おひつじ座の人も赤ん坊のように、自分の気持ちを素直に表現します。
おひつじ座の人は、情熱に溢れ何かに夢中になることがよくあります。自己顕示欲が高く、いつも困難な仕事や出来事に積極的に取り組みます。自分の能力を他人から高く評価されたいと思っているので、バカにされると激昂しつかみ合いのケンカになることも。自尊心に見合うだけのパワーを持ち、いつもエネルギッシュに行動しています。正直で純粋なので、決して嘘をつかず隠し事もしません。
おひつじ座の人は、とても勇気のある人です。どんな災難が降りかかろうと、恐れる事なく立ち向かいます。しかし慎重に検討することなく、衝動的に動き失敗するケースもあるようです。
おひつじ座の恋愛は?
おひつじ座の人はとてもロマンティックです。いつも自信に満ち溢れており、ロマンチックで官能的なラブストーリーを楽しんでいます。ただし、自分自身が世界の中心のように考えることが多いので、ときには恋人の気持ちを置き去りにして、自分の望みを優先することもあるみたい。
おひつじ座の人は支配欲が強いため、知らず知らずのうちに恋人をコントロールしてしまうことがあるようです。コントロールされた恋人に興味は湧かないようで、気持ちが自然と離れていくでしょう。怒りっぽい面もあるので、恋人にイライラすることも。
おひつじ座の人と付き合うには?
おひつじ座は人生の最初の段階を表しています。つまり、人間の心が最もシンプルな力のことです。そのため、おひつじ座の人もシンプルで分かりやすく、理解するのは難しくありません。
彼らの個性とプライバシーを尊重し、おひつじ座の人に負けないほどの情熱と愛で包み込んであげましょう。莫大なエネルギーを消費しますが、そのぶん返ってくるエネルギーも膨大です。
おひつじ座の結婚は?
おひつじ座の人が結婚すると、明るく楽しい日常を送るでしょう。2人とも決して退屈する事はありません。しかし、ひとたびケンカになると冷静さを失って怒り散らします。意見の相違があるときは、相手が落ち着く必要があるでしょう。
子どもができると、何かに没頭し情熱を燃やすよう促します。また、自分の考えに従うよう強制する事はありませんが、子どもがもし間違いを犯したら、しっかり叱ります。
おひつじ座の仕事は?
おひつじ座の人は自尊心が高くエネルギッシュな人。芸術の分野が最適です。おひつじ座の人は自分の個性を表現することが得意なので、多くの人から賞賛される作品を次々と生み出すでしょう。
また、おひつじ座の人は勇気と行動力に溢れています。そのため自衛隊員や警察官、消防隊員などの仕事も向いているでしょう。正直で実直な性格が、さらにうまく機能しますよ。
おひつじ座の人を活かすには?
おひつじ座の人は個性的で自立心の高い人です。自分のライフスタイルを自分で作り上げ、積み上げていきたいと思っています。だからこそ制限されたり指示されたりすることを嫌います。
おひつじ座の人が最も輝くためには、自分で考え自分で目標を立て、自分で行動して目標を達成することです。困難の大きさや失敗に関係なく、自分に最適な道を自分自身で発見するでしょう。
おひつじ座の由来となったギリシャ神話は?
おひつじ座のモデルになったのは、黄金の毛を持つヒツジです。このヒツジは大神ゼウスからヘルメスが預かっていたのですが、ある事件をきっかけにプリクソスとヘレという2人の兄妹を背に乗せて大空を駆け抜けます。残念ながら途中でヘレは落ちてしまいましたが、プリクソスは無事に逃げおおせて幸せに暮らしたそうです。
逃げ延びたあとヒツジは生贄としてゼウスに捧げられ、その黄金の毛皮は宝として軍神アレスに捧げられていた木の根元に安置されることとなりました。そのためおひつじ座の星座は、軍神アレスの勇敢さと力を授かっているのです。